わたしが今までレッスンを受けた先生の中で、本当に教え方が上手だ
なと思った先生は、単にテキストの内容を説明して終わる先生ではあり
ません。
その程度だと「普通の下」のレベルになります。
レッスンが終わったとき、「ああっ、良い先生だったな!」と感じさせら
れた先生は、次のような先生でした。
■良い先生とは「要所要所で、そのときに勉強している例文を使って、生徒に語句を入
れ替えてオリジナルの文章で話してください・・」
という、教え方をする人。
わたしはテキストは side by side を使っているのですが、その中の
重要基本文をやったあと、会話例を先生とロールプレイでやります。

そしてその会話例をやったあとに、その文と同じシチュエーションの中
で、単語を入れ替えて自分のことで言ってくださいと求められます。
「あなたの場合はどうですか?」
「あなたならどうやりますか?」
「同じことを経験したことがありますか?」
そして、勉強中の基本文の単語を入れ替え、自分のこととしてオリジナ
ルの内容で話すと、さらにその話に対して、
「うまくできたのですか?」
「なぜやって楽しかったのですか?」
「良い経験ができたと思いますか?」
などとアドリブで質問してきます。そのため会話のやり取りとなり、
ミニフリートークのようになります。そして一区切りつくと、次の会話
例に進んでいきます。
■充実したレッスン内容各章には会話例がだいたい8つから9つ載っていますので、基本会話文
のあと8回ロールプレイとミニトークを繰り返すと、ほぼ終りの時間になり
ます。
説明とロールプレイだけではなく、ミニフリートークを8回も繰り返す
ので、新しい勉強もでき、そして十分な会話もしたな・・という満足感
が出てくるのです。
こんなレッスンのやり方をして、満足感を感じさせてくれる先生となる
と、なかなか少ないのではないかと思います。
また、この先生の場合は、生徒が自ら進め方を考えて
「このようにして欲しい」
と提案しなくても良いです。
ただ先生のリードに任せていればいいので、とても楽な気持ちでレッス
ンができます。先生の質問や要求に集中して、素早く対応をすれば良い
だけです。
楽にレッスンができ満足感を感じ、そして会話力がアップ・・・
・・・やはり大事なのは「良い講師の選択」ですね!
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