「とにかく、どんどんしゃべっていれば上達する」と言う人がいますが、
わたしの体験ではそうは思えません。
ただ話すことだけを続けていても、自分の会話力が伸びていったという
ような実感はありません。
■普通のやり方での効果レッスンを続けてきて感じているのは、本来自分がもっていた英語力を
使って話せるようになった、というところだと思っています。
とにかく話すことには慣れたし、繰り返し話したようなことは、いつで
もすぐに話せるようになりました。

これが普通にやった場合の、オンライン英会話レッスンの効果だと思い
ます。
それともう一つあります。
昔は電話での英会話はとても緊張して「できたら避けたい」と思ってい
ました。しかしオンライン英会話を続けてからは、マイクの声に集中し
て会話をすることにも慣れ、苦痛ではなくなりました。
電話での英会話がスムーズにできるようになったことです。
■積極的に会話力を伸ばすには以上のように良いこともたくさんありますが、もっと積極的に自分の会
話力を伸ばしていきたいというのであれば、レッスンのやり方を考え直
す必要があります。
それは自分の使える手持ちの基本文やフレーズ、単語といったものを
増やしていくためのやり方に変えることです。
具体的には、
①使えるようになりたい基本文、フレーズ、単語を自分で勉強する。
②オンライン英会話レッスンでトライし、話すことを通じて身につける。
というようにやるのがベターだと思っています。
■上手に会話ができる条件オンライン英会話レッスンで、スムーズに会話ができるための条件がい
くつかあります。(わたしの持論です)
・前提条件:基礎英語力があること。 中学英語程度の知識があること。
中学で習った基本文、熟語、単語を知っている(単語は約1500語)
それらを普通に発音ができること。
まずは、この部分はあまり異論はないでしょう。
重要なのは、次の部分だと思っています。
1)決まり文句を言えること。
2)自分のことを言えること。
3)相手のことについて質問できること。この3つだと思っています。
もう少し説明しますと、日常会話というものはこの3つの要素でできて
いると考えています。
「挨拶」「自己紹介」「天気」・・「相づち」・・「同意」「慰め」・
・・あらゆる部分で、「決まり文句」が登場します。
また、会話なのですから、まず「自分のことを言う」から入ります。
そして「相手のことを質問する」になります。すると今度は相手が、
「自分のことを言う」となります。
そしてまたこちらが「自分のことを言う」、「相手のことを質問する」
・・と、会話のキャッチボールが続いていきます。
■覚える対象を絞る何かを勉強するときは、ただダラダラやるのではなく、絶対に覚えると
いう対象を絞ることが効果的です。
英会話の場合も同様で、覚えるべきものを次のように絞り込みます。
(例えばです)
・単語は1500
・決まり文句は100
・自分のことを言う文は50
・相手に質問するための文は50次回、具体的な3つの要素の文例を上げたいと思います。
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