言いたいことをスッと言えるようになるためには、
まず言いたいことを表すための適切な「基本文型」を知っている
必要があります。
これは際限ないというほどではありませんので、ある期間まじめに
学習すれば、スッと出てくるレベルまでもっていくことができると
思います。
おおよそ100くらいの文型を覚え、うまく使いこなせるように
なれば、普通の会話ができるようになると思います。
大きな課題となる部分は、その次にくるフレーズです。
文型がスッと出てきてもフレーズがすぐに出てこなければ、
結局、会話はそこで中断してしまいます。
このフレーズは無数と言えるほどありますので、当然覚えきれる
ものではありません。
従って、自分の得意な分野ではないところの会話なら、
時として出てこなかったりするのはあたりまえのことです。
そのときに、あくまでも思い出すまで話を止め、相手を待たせて
おくわけにはいきません。
■つい先日も・・つい先日のオンライン英会話でも何回かありました。
ものすごい大雪となった話題となり、こちらの状況を説明しようと
しているときでした。
「2月16日はものすごい風が吹き大雪となったため、あちこちで
大雪の被害がでました。」
「積もった雪が原因で停電になり、・・・・」
ここで「停電になる」の単語がすぐに出てきませんでした。
頭の中では「電気=electric」、「低下=down」、そして
「電源=power source」、「切断=cut」などと浮かんでくる
のですが、うまく考えがまとまりませんでした。
少し待たせたあと、「power down」「no electricity」と言った
ので、何とか講師の方は意味を理解くれました。
そのあと講師の方は、すぐに
「blackout」or「power interruption」
と教えてくれました。
話したことがないような話題の話になると、当然こうしたことが
よく出てきます。
そのとき、知っている単語で要領良く相手に説明できることが
とても大切で、ここが初級者と中・上級者の違いではないかと
思っています。
■話で詰まらない対策対策は2つあって、
一つは「必要十分なボキャブラリを勉強する」
もう一つは、
「
要領良く知っている単語で説明できる能力を鍛える」
です。
ロングマンの英英辞書では、2000の基本単語を使って
全ての語を説明している言われています。
そのためここ数年は、「英英辞書」の搭載された電子辞書を
いつも持って歩き、少し時間あるとすぐに開いて、知っている
単語をどのように説明しているのか、研究しています。
おかげで、少しずつ思い出せない単語を、いくつかの単語や
文で説明できるようになってきたと感じています。
- 関連記事
-
スポンサードリンク