英英辞典を活用して、日本語を介さずに意味を汲み取れるようになれ
れば、間違いなく大幅な英語力のアップとなります。
しかし、どうしても慣れるまでは時間がかかるため、つい途中でまど
ろっこしくなり、すぐに明確に意味を掴みたくなり、英和辞典に戻っ
てしまった方も多いのでは。
ところが、やっぱり英英辞典を使うと、もっと別の大きな副次効果が
あり、何としても使いこなせるよう努力すべきなのです!
それは何かと言うと、説明力がつくということです。
■説明力について日常会話をしているときなどに、知らない単語があったり、どうして
も思い出せない単語が出てきたときに、知っている単語でうまく相手
に説明できるようになるのです。
ロングマンの英英辞典は、説明するのにたった2000の基本的な単語し
か使っていません。
少し前まで静かなブームとなっていたグロービッシュ英語では、たっ
たの1500の基礎単語で、ほとんどの会話を自在に話せるようになると
言っています。
つまり、1500~2000の基礎単語を覚えて、そして英英辞典で説明のコ
ツを掴んだなら、すごく会話力がアップするということなのです。
やたらと語彙を増やす必要性に駆られなくても、済むということなの
です。わからない単語や知らない単語は説明してしまえば良いから。
日本語でもど忘れしたものの名前や、現物のイメージは浮かぶけれど
も、名前が出てこないものがありますよね?
■説明で対応する例例えば、
「キッチンに置いてある、電気で食べ物を冷やして保存しておくため
の大きな箱」と言えば、頭の中に何が浮かびますでしょうか。
答えは「冷蔵庫」ですよね!
日本語で話している時は、「冷蔵庫」という単語が思い浮かばなくて
も、上手に冷蔵庫の説明をしながら会話を続けているはずです。
もしも英語でもそのように出来るようになれば、知っている基本の単
語をうまく使いながら、語彙力不足を補えるようになります。
いま持っている語彙を、十二分に活用することができるようになるの
です。さあ、きょうからまた英英辞典に向かい合って、何でも説明で
きるよう、懲りずに取り組みなおしましょう!
- 関連記事
-
スポンサードリンク