日常会話で「~と思う」という表現は、本当に良く出てくるのではない
でしょうか。
そのときあなたは、どういう英語表現を使うでしょうか?
もしかして「I think ~」ですか?
わたしもかつてはそうでした。
何でもかんでも「~と思う」と表現したいときは、いつも「I think ~」
と言っていました。
今考えると、英語が話せるようになったばかりの頃で、とにかく最後ま
で話しきることだけに集中していたときでした。
とても語のもつ微妙なニュアンスに配慮する余裕も知識もなかったとき
でした。
■いろいろな表現がしかしその後、言いたい内容に関わらず「~と思います」と表現する日
本語と違い、英語の場合はいく種類もの「~と思います」という表現が
あることを知りました。
そのときの内容により、主語の次にくる動詞を使い分けるのでした。
その数は6つ。
「
think, guess, hope, wish, expect, be afraid」です。
初級の方はともかく、これから中級を目指す方は、この6種類の「~と
思う」の表現をよく理解し、そのニュアンスの違いにより使い分けがで
きるようにしましょう。
そうできるようになれば、あなたも近いうち中級の仲間入りができるよ
うになるでしょう。
■6つの「~と思う」表現「~と思う」表現の6つのパターンは、次の通りです。
・
I think …
・
I guess …
・
I hope …
・
I wish …
・
I expect …
・
I'm afraid …
それぞれの意味と使い分けは、
I think :「~と思う」自分の考えを表すときの最も一般的な表現です。
I guess :「~ではないかと思う」ということで、推測を表すときに使
います。
I hope : 「(望ましいことになったらよい)と思う」ということです。
つまり、その良い内容が次に続きます。「~だと良いですね」
というような表現にもなります。
I wish : 「(~であればよい)と思う」ということで、願望を表して
います。
I expect: 「~だろうと思う」という意味になります。推測や予測を表
しています。
I'm afraid : 「(残念だが)と思う」となります。相手の希望・要望
・期待に沿えないことを伝えるための表現です。
★think, guess, hope, expect のあとには接続詞の that が続くので
すが、口語の場合にはほとんど省略されます。
・
I think (that) he will succeed. 彼は成功すると思います。
・
Do you think (that) he will come ? あなたは彼が来ると思いますか?
- 関連記事
-
スポンサードリンク