英語を初め多くの国の言語を短期間に習得している、スピーキングの「達人」
たちの勉強法は、どうも日本人の一般的な勉強法とずい分異なるようです。
その具体的な部分をいくつか上げてみると、
1)「発信型」の勉強をしている。 即使えるスキルを身につけようとして学ぶため、知らなかった表現を見つけ
ると、繰り返し音読して自分のものにしてしまおうとする。
2)「直接法」で勉強している。 日本では英語を教えるのに日本語を使って教えているが、海外の日本語学校
では、日本語を教えるのに英語は使わず、日本語のネイティブスピーカーが
直接教えている。
3)自信をもって振舞う。 日本人は欧米人に比べ、控えめで自己主張や議論をすることを躊躇する傾向
があり、これが「発信力」アップの妨げとなっている。
4)「言語表現力」&「論理的推論能力」が高い。 英語のコミュニケーションが直線的であるのに対して、日本語のコミュニケ
ーションは遠回りをして説明し、最後に結論をいうようなロジックである。
5)母国語と勉強し習得しようとする言語が似ている。 ヨーロッパ人にとって英語は同属言語。日本人にとってはグループの違う言
語となっている。
6)集中的に勉強している。 週に1回英会話学校に通って1時間程度のレッスンを受けて20年間勉強す
るよりも、英語圏に半年住んで1日6時間以上英語の勉強を、集中的にやる
方が効果的。
よくこの違いを見てみると、日本人が多くの時間勉強しても話せるようになら
ない訳がわかります。
これを逆に見て、改善すべき英語勉強の取り組み方として見るならば、
1)「発信型」の英語学習をする。
2)英英辞典をフル活用する。
3)積極的に話す姿勢になり、実際に話せる場を作る
4)基本動詞(句動詞)を使いこなせるようになる。
5)まず結論から・・となる英語のロジックを身に付ける。
6)英文法はニュアンスの知識を含め、発信的な見地より体得。
7)集中的英語漬けとなる環境を作って勉強する。となるようです。
キーワードは、「
発信型」「
英英辞典」「
基本動詞」「
英語の語順」「
環境」
あたりとなるでしょうか。
もっと発信型の勉強をして、更に英英辞典を多用するようにしてみます。
そしてもっと身の回りの環境を、英語的雰囲気で充満させてみます・・。
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