今日は「自分のことを言う文」を紹介しなければならなかったのですが、
最近のレッスンですごく感じていたことがあり、またまた脱線です。
何かというと、「これは
決まり文句の効果のせいでは・・」と感じていた
ことがあり、その答えがわかったので、そのことについて書きます。
スムーズに会話ができるようになるためには、次の3つの要素が大事です。
1)挨拶・自己紹介 (決まり文句)
2)自分の事情を説明(自分のことを言う)
3)相手の事情を確認(相手に質問すること)
そして日常会話で特に良く出てくる決まり文句を使いこなせるようになる
ことが、スムーズな会話につながると。
しかし、いま書こうとしていることは、もしかするとスムーズな会話に
むしろ逆行し、一瞬ハードルを上げてしまうかも知れません。
しかしそれは「
決まり文句」を使いこなした効果なのだと、確信できた
ので自分に取ってはそう悪いことではありませんでした。
■Agnes という新しい講師というのは、実は昨夜もhanasoの新人(年齢的には若くないですが)で、
レッスンは初めてであるAgnes(アグネス)という講師と行いました。

そして簡単な挨拶をしたあと、お互い初めてのレッスンなので簡単に
自己紹介しましょうということになり、わたしの方から自己紹介をした
のでした。
いつも通り「仕事のこと」、「住んでいる場所と家族」、「自分の好き
なことや趣味」の3本立てで話しました。
そして「
How about you? Please go ahead.」というと、
「ペラペラペラ・・・」と始まったのでした。
とにかく趣味の多いこと、多いこと。
読書、料理、お菓子作り、切手収集、コイン収集、キーホルダー収集、
手芸、写生、水彩画、ハイキング、ガーデニング、詩作、水泳、音楽
鑑賞、映画鑑賞・・・・・・」
・・お、お、終わりません!
英語の講師暦が長くて、15年以上の間学校やオンラインにて英語を教え
きたようです。そして特に韓国の人たちに長く教えていて、そちらは
直接会ってのマンツーマンで教えていたとのこと。
オーストラリアのシドニーに1年住んでいて、近くのデパートで働いて
いたとのことで、英語はすごく流暢に話し発音もきれいでした。とにか
く楽しい雰囲気で話をする人でした。
総合的な印象は、あちこちで英語を通じていろんな経験をしてきた、
話好きのおばさん(失礼)という感じでした。
■ここ最近感じていたこと話が少し逸れましたが、今日はこの部分が主題ではありませんでした。
話を戻すと、
「
英会話を習いたいとレッスンを受けている初めての生徒に対して、
まったく話すスピードなどで手加減がないのです!」
まるで友達と世間話を楽しんでいるかのよう。
ダッダッダッ!と機関銃のように話し、あっはっは!と笑うような話し
方です。
新しい先生と初めてレッスンを行うときに、何度も同じような状況があ
って、自分で不思議に思っていました。なぜ、いきなり手抜きのない
スピードで話し始めるのかと・・。
それで講師に聞いてみました。すると、
「自己紹介や天候などの導入部分の話し方が自然だった」
「(講師の)話に対しての相づちや返答が上手だ」
と。
さすがに長くオンライン英会話をやっているので、導入部分の自己紹介
や天気のこと趣味のことなどは、わたしの中では決まり文句になってい
て、スラスラスラと話せるようになっています。
その都度考えて話している部分は、そうではないのですが・・。
相づちや決まり文句となる部分はずい分練習もしましたので、レッスン
のときはかなり上手にしゃべっていると思います。
日本語と同じような感じに抑揚つけて、話すようにもしています。
それがどうもわたしの実力を過大評価させたようです。
■わかったことつまり決まり文句などの定型文を、しっかり使いこなせるレベルになる
と、相手に評価を上げさせるくらいの効果があるということです。
<<<<< このことは、すごく大事なことです!>>>>>
「
いかに繰り返し練習することが大事なのかと」
・決まり文句を覚え繰り返し練習して使いこなせるようになることは
とても重要。
・ターゲットを広げ過ぎて繰り返しの練習が不足し、流暢に話せなく
なるのは避けるべき。
わたしのように若くもなく記憶も悪い人間は、とにかく多く練習するこ
とがポイントだと思っています。まさに体力勝負です!
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