今日はBEST表現を簡単に覚え、記憶に強く焼き付けるための方法に
ついて説明します。
ただ文章を単調に覚えていくのは大変です。そして必要なときに引き出
すのがやりにくく、且つ忘れ易いです。良いところがありません。
何事にもコツや要領といったものがあります。
それがあるかないかで、大きく結果に差が出るものです。
それは英会話においても同じです。
BEST表現を覚えることでも、やり方次第で結果に大きな差が出ると
いうことです。ですから何かをするときは、本当の目的は何か・・を考
えて、より良いやり方を工夫するのが良いですね。
今回は暗記することが最終目標ではなく、サッと引き出して使えるよう
になること。それと、忘れないようにすることが目的です。
■記憶方法の一例わたしがやっているやり方は一言で言うと、ハードディスクのフォルダ
構造のようにツリー状に整理して、それを一つのイメージに重ね合わせ
て覚えていくやり方です。
文字(文章)とイメージをリンクさせて覚えるわけです。
記憶術の応用ですね。
■例:BEST表現76では、すでにそれぞれが章という形でグルーピングが
されているので、わたしはそれをそのまま使いました。
Part1.日常場面のBEST表現
1.あいさつをする場面 → 7表現
2.自己紹介をする場面 → 6表現
3.友人とおしゃべりをする場面 → 6表現
・
・
というようになっており、各グループの表現の数が少ないので、グルー
プ内をさらに小グループに分ける必要はありませんでした。
ただしグループ名(章名)は文章的になっているので、短く短縮した熟
語に簡略化しました。
1.あいさつをする場面 → 「あいさつ」 と短縮します。
1)あいさつ
1.あいさつ-やあ、元気? Hello. How are you?
-あまり調子良くない Not so good.
2.天気---いい天気ですね It's a beautiful day, isn't it?
-本当にそうですね Yes, it sure is.
3.知人---ここで何してるの? What are you doing here?
-買い物しているの I'm just doing some shopping.
・
・
2)自己紹介-1.名前、2.出身地、3.職業、4.家族、5.趣味・・
3)友人会話-1.予定、2.誘う、3.希望、4.依頼、5.出来事・・
・
・
というように整理していきます。
■イメージにリンクさせるこのあとイメージマップを作り、それに各グループの文を割り付けていき
ます。自分で即座に思い描けるイメージを使います。
そのイメージとBEST表現(基本文)をリンクさせて覚えていきます。
左脳だけでなく右脳も使って覚えていきます。
思い出すときは、そのイメージマップを瞬時に思い描き、そこから必要な
基本文を引き出します。
(続く)
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