BEST表現76の基本会話文だけでCDを作ったあとは、それをしっかり
頭にインプットする練習です。
わたしは車通勤で、往復1時間以上が車の中になります。
そして車のカーステレオは大分前のタイプで、CDとMDが使えるものな
のでCDを作りました。
新しいタイプのものなら直接USBメモリなどで、mp3データを使える
と思うので、そちらが便利でしょうね。
確実に覚えたものは取り除いて、より覚える対象を減らしていくというよ
うに、簡単に編集ができるので。
次に暗記と繰り返し練習をしていくのですが、実はその前にとても重要な
作業があります。
実際はその作業が終わってから、CDを作ったのでした。
■音声データ構成の編集ほぼ1対のQ&A会話例が76セットなので、何度も繰り返せば簡単に
覚えることができます。
しかし問題は、あとでそれを思い出して使うときに、サッと引き出せるよ
うにする必要があります。
そのためにはただ順に覚えていくのではなく、
「
あとで瞬間的に引き出し易いやり方で覚えていく」
というのが重要なポイントになります。
「
あとで引き出し易く、且つ忘れにくい」
という覚え方をすることです。
わたしの場合はどうしたかというと、覚え易く、且つ引き出し易くするた
めに、まずはグルーピングをしました。
■最初の作業最初のグルーピングは何かと言うと、まずは76表現の中で
「すでに間違いなく覚えており、使えるようになっている」
というものを取り除きました。
例えば、BEST表現1ですが、次のようになっています。
Hello. How are you ? やあ、元気?
I'm fine. Thank you. And you ? うん、元気。あなたは?
Not so good. あまり調子よくないんだ。
これは間違いなく身に付いているので、対象から除外しました。
「あいさつ」と「自己紹介」の部分で、10表現を外しました。
少しでも「自信をもって」ではないものは、残しました。
なので残ったのは、合計66表現でした。
■本当の編集作業ここからが本当の編集作業です。覚え易く、引き出し易く、忘れにくくす
るためのグルーピング作業です。
わたしはいつも何かを覚えようとするときは、関連するものをグループに
分けて、そしてその中で「
良く使う順」とか「
重要な順」とか「
長い順」
などと、なにかしらある「意味づけ」をして並べてから、「背番号」を割り付
けます。
つまり、ハードディスクのインデックスではありませんが、
「
友人との会話」→「
良く使う」→「
予定を聞く(背番号=2)」
1:その文は友人との会話のグループだったな
2:そして良く使う側だったな
3:予定を聞くのは確か2番目の文だったはず
4:2番目の文は確か
Are you free next Sunday ? というように、素早く頭の中で検索し、辿っていけるようにするのです。
ここで注意ですが、「よく使う」にあたる第2階層のグループは、あまり
多く分け過ぎないことですね。複雑になるので。
できたら3グループまでにすべきと思っています。
■編集のまとめ覚え易く、引き出し易く、わすれにくくするため、音声データをしっかり
並べ替えてから覚えるようにすることが重要。
「○○グループの□側で、△番の文」というように、しっかりヒモつきで
辿れるように構成するということです。
(続く)
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