せっかくなので今回も、講師の方にフィリピンの英語教育の実態について、
質問してみました。
その結果、日本の教育方法とは随分違う教え方をしており、それが早くから
英語が話せるようになることにつながっていることがわかりました。
ズバリ、質問と返答という形のまま、書いていきます。
1)英語の勉強を始めるのは、いつからですか? →子供が3歳くらいのときから、母親が教えるケースもありますが、普通
の子供は幼稚園から始まります。
2)幼稚園ではどのように英語の学習をするのですか? →このころはまだ単語の勉強が中心です。読み、書き、発音ですね。
後半の方では、すごく簡単なセンテンスも入ってきます。
→3歳くらいから親が子供に英語を教えている場合は、幼稚園のときから
すでに英語を話せるようになっている子がいるとのこと。
3)フィリピンでは、英語が話せない子供を話せるようにするために、
どのように教えているのですか? →小学校に入ると、writing / speaking / listening / reading のすべて
をやるようになります。
→そして小学2年生になると、多くの生徒たちが英語が話せるようになっ
てきます。習っているレベルの英語なら、60%の生徒がそれなりに話
せて、40%の生徒はまだ少し問題があるようなレベルです。
→ここでの教え方には、
2つの重要なポイントがあります。
一つは、
「
とにかく本を読まされるようです。reaking,reading,reading.....」
もう一つは、
「
英語の時間中はタガログ語は一切だめで、すべてを英語で話さない
といけないようです。」
4)このころは、英語を1日にどのくらいの時間、勉強するのですか? →学校での英語の授業は1時間40分です。あとは宿題などのため、家で
1時間以上、本を読むようです。(学校によって少し違うようですが)
5)高校では、どのくらいの生徒が英語を上手に話すのですか? →習ったレベルの英語は、80%の生徒がうまく話すようになります。
また、残り20%が、あまり流暢には話せず、少し問題があるレベルで
す。(特に発音に問題がある場合が多いようです)
もっと一杯聞きたかったのですが、あっという間にタイムオーバーとなって
しまいました。続きは次回に。また聞いてみようと思っています。
とにかく小さいころから、英語のリーディングとスピーキングを、目一杯や
らされているというのが、フィリピンでの普通の教え方のようです。
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