前回、良く使う、そして使いこなせるようになりた基本文を固定して練習するという
ところまで書きました。
今回は最近わたしがやり始めた「このやり方だと続くのでは・・」と思っている
スピ
ーキングのやり方について、説明したいと思います。
取り組んでいる方法には2つあり、今回は「
使える基本文を増やしていくというやり
方」について書きます。
ここで少し横道にそれるのですが、少しだけご容赦ください。
■エンジニアの性(サガ)わたしは仕事がエンジニアなので、すぐに自分の能力(できる/できない)などを見
えるようにしたいと考える人種なのであります。
そのため英会話力についても同じで、自分の能力を判定する尺度を適当に作り、それ
に対して今の自分はどの辺なのかな・・と考えてしまうのです。
注)TOEICや英検なども目的は同じかも知れませんが、この場合は自分の
会話力(特に
スピーキング力)に特化して考えています。
つまりこれは、物事を判断するときに闇雲にフィーリングで判定するのではなく、あ
る判定基準を作り自分の能力を定量的に(点数をつけて)できるだけ正確に判断しよ
うとするのが目的です。
■具体的にどうやるかそれではそのように自分の会話力を判断するのにどうやったかというと、自分が必要
と考えている基本文に対して、今の自分はどの程度それを身につけているのかを知
ろうと考えました。
具体的には、必要と思える基本文を次の4つのグループに分けてみました。
1)得意なもの (ものになっていると思うもの)
2)もう一つと感じているもの(使えるがすぐにサッとは出てこない)
3)わかるが使えないもの (なかなが出てこない)
4)わかるが現時点ではやらなくて良いと思うもの(もっと将来に取り組む)
1~3は本年中に絶対にものにしようと考えているもので、4は来年以降でも問題の
ないものとしています。
■すべて書き出す現時点でサッと話せるようになりたいと考えている基本文が、約100文あります。
これは個人によって少し考え方が違うと思いますが、わたしはこの100文をいつで
もサッと使いこなせれば、かなりスムーズに会話ができると思っています。
この100の基本文を上の4つのグループに分けて、すべてを書き出します。
<例>
◇1:得意なグループ 1)I would like to ~. この文型はとにかくスムーズに出てきます。
2)There is ~.(Is there ~?) この文も実戦で本当によく使っています。
3)How many years have you (stayed in Japan ?)
・
・
◇2:もう一つのグループ 1)
2)
・
・
◇3:使えないグループ◇4:あと回しグループ (実際に分類した結果は、参考に後日掲載します)
に分類します。
このように分類してすべて書き上げると、必要なものに対して現状の自分のレベル
が見えてきます。そして今後の課題、当面のターゲットなどが定まってきます。
取り組んで行く中では、ターゲットの中でどれだけ「使いこなせる」ようになったか
などや、あとどれくらい課題が残っているのか・・などがわかります。
もちろん新たに「ものにした」ものがわかり、レベルアップが見えるようになるので、
達成感も出てきます。
■当面のターゲット分類した中で2と3のグループが、当面のターゲットとなります。
この中からまず先に「ものにしたい」基本文をピックアップして、それを使いスキ間
時間を利用して瞬間作文/スピーキングの練習をします。
あまり一遍に多くの基本文に取り組むと焦点がボケてしまいものにするのに時間が
かかるので、わたしは1回に5基本文固定として繰り返しトレーニングをしています。
もちろんそれをメモにしておいて、いつもポケットに入れて持ち歩いています。
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