リスニング力は「聞き取る+理解する」力です。
いつも同じ講師とレッスンを行う場合は、この力だけで十分かも知れま
せん。
しかし、そのときどきによっていろいろな人と会話する必要がある場合
は、「聞き取る+理解する」力だけでは十分ではありません。
さらに、「聞き分ける+推測する+判断する」力が必要になります。
■聞き分けて推測し判断する力早く話す人、遅い人、はっきり話す人、もごもご言う人、高い声の人、
低い声の人・・・、とにかく人それぞれの話し方で、あまりにもいろん
なタイプの人がいます。
聞き取り易い人ばかりではなく、聞き取りにくい人もたくさんいるので
す。
また、最近のTOEICの試験では、比較的慣れているアメリカ人の読
み手だけではなく、発音やアクセントの大きく異なるオーストラリア人
が問題を読みあげるようになってきました。
つまり、きれいな慣れた英語だけを聞き取り理解するのでは不十分で、
さまざまな人の話を聞き分ける力、推測して正しく判断しスムーズにコ
ミュニケーションできる、マルチ対応リスニング能力が求められるよう
になりました。
ビジネスの世界でも、海外旅行の中でも、いろいろな人と会話して正し
くコミュニケーションする必要があります。
■オンラインレッスンの講師の選択従って、オンライン英会話レッスンでは、慣れて聞き取り易いお気に入
り講師とのレッスンだけではなく、50%はマルチ対応のリスニング力
を鍛えるため、新しい講師とのレッスンも行うように取り組みたいもの
です。
いろんな講師との会話に慣れていくようになれば、TOEICのリスニ
ニング試験も、確実にレベルアップしていくようになるはずです。
ふと耳に入った英語の意味が、フッと自然の頭の中に浮かんでくるよう
になったのは、まさにいろいろな人との会話ができるようになったとき
に起こったことでした。
お気に入りの先生と楽しく会話をすることも、継続のためには必要なこ
とだと思います。
しかし、正しく聞き取り理解する力を養うためには、レッスンの半分は
新しい先生との会話をする機会を、もっと積極的に作るのが良いと思っ
ています。
人は経験をし必要性を感じるならば、そしてそうなりたいと強く思うな
らば、必ずそれは実現するものなのです。
視野を広くしたスタンスで、ゆったりと取り組んで行きましょう!
スポンサーサイト
スポンサードリンク